totoONEコラム

　そのうち1枚は、シドニー在住のロトくじを共同購入している10人のシンジケートが保有していました。シンジケートとは、お金を出し合ってくじを共同購入するグループのことで、当せんした場合は出した金額に応じて分配金を受け取ります。

　このシンジケートは自分たちのグループに名前をつけており、その名も「スーパーラッキー（超幸運）」。これまでは名前負けしていた部分も多少あったかもしれませんが、今回の高額当せんにより、正真正銘の超幸運なシンジケートとなりました。

　今回は10人が均等な金額を出し合ってロトくじを購入していたようで、1人あたり500万オーストラリアドル（約4億7100万円）を受け取ることになるそうです。メンバーのひとりはサッカーを見ている時に当せんを知ったとのこと。「母親に当せんしたことを知らせるのが待ち遠しい。信じてくれないかもしれないけどね」と語っています。

　また、別のメンバーは当せんを知って茫然としたそうで、彼の奥さんはうれしさのあまり涙を流していたようです。

　ちなみに、当せん金を分け合ったもう一方の当せん者はメルボン在住の女性でした。彼女はチケットの購入締切の直前にくじを購入したそうで、さらに登録したメールアドレスが間違っていたため、当せんを知るまでに少し時間がかかったとのこと。最終的に職場へ連絡が届き、会社の同僚たちと喜びを分かち合ったようです。

　この女性は「まずは子供たちにご馳走したい」と語り、「子供たちに確実な将来を保障するために使いたい」と続けたそうです。こちらの女性も“スーパーラッキー”だったことは間違いありませんね。

　さて、次回のBIGは第1389回です。約5億4300万円のキャリーオーバーが発生しており、高額当せんのチャンスがあります。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。