totoONEコラム

　ある日、ガールフレンドがパーソンズさんにこう伝えたそうです。「ケーキが食べたい」と。心優しいパーソンズさんは彼女のためにケーキを手作りしようと考え、すぐさま準備に取りかかりました。

　材料を集めていたところ、卵と砂糖を切らしていることに気がつきます。そこでパーソンズさんは近所のコンビニに赴き、卵と砂糖を購入。そのついでに『ロト・マックス』という数字選択式のロトくじを購入しました。しかし、帰宅してケーキを作り、ガールフレンドに食べてもらっている間に、ロトくじを購入したことをすっかり忘れてしまいます。

　後日、パーソンズさんは「チケットの当せん確認をしましょう」という『ロト・マックス』の広告を目にして、ようやく自分が購入したロトくじのことを思い出しました。そして、念のためチケットをスキャンして当せん確認をしたところ、なんと5500万カナダドル（約56億4500万円）の大当たり。アルバータ州では史上5番目、レスブリッジの街では史上最高額の当せんでした。

「当せんを知った時は『ウソだろ？』という言葉しか出てきませんでした。何度も番号をスキャンして確認しました。（くじを運営する）西カナダ宝くじ公社にも電話をかけて確認してもらいました。本当に信じられません」

　当せんの驚きと喜びをそのように語るパーソンズさん。「彼女が『ケーキを食べたい』と言わなかったら、そしてコンビニへ材料を買いに行かなかったら、今回の当せんはなかったでしょう」とガールフレンドへの謝意も明かしています。

　気になる当せん金の使い道ですが、両親に早期退職を促して悠々自適な生活を送らせてあげたいと考えているようです。また、ガールフレンドには自家用車をプレゼントするそうで、「好きな車を選んでいいよ」と伝えているとのことでした。

　さて、第1368回のBIGでは約4億7300万円の1等が2口誕生しました。次回は第1370回です。高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。