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2023年04月 13
アメリカの数学者が提言する、当せん確率を高めるくじの買い方とは?
池田(totoONE編集部)



 ロトくじや宝くじを購入する際、少しでも当せんの確率を高めたいと誰もが考えることでしょう。アメリカの数学者であるライアン・ガリバルディ氏が、数学の見地から「当せん確率を高めるにはどうすればいいか」を語っています。

 ガリバルディ氏はまず「ロトくじや宝くじの当せん確率は一定ではなく、当せんしやすいくじもあります。高額の当せんが期待できるものほど、当せん確率は低くなる」と言いました。

「ルーレットで考えると分かりやすいでしょう。赤か黒にベットする場合、当たる確率は2分の1ですが、リターン率は低くなります。数字を選んだ場合は当せん確率がぐっと下がるものの、高配当が期待できます」と解説するガリバルディ氏。彼いわく「『パワーボール』や『メガミリオンズ』といったロトくじでジャックポット(大当たり)を引き当てる確率はおよそ3億分の1。これらよりも高い確率で当せんできるくじはたくさんある」そうです。

 ちなみにBIGの1等の当せん確率は、理論値で478万2969分の1。『パワーボール』や『メガミリオンズ』と比べたら、遥かに当せんしやすいと言えるでしょう。

 また、ガリバルディ氏は数字選択式のロトくじについて「当せん金を独り占めしたいなら、日付から数字を選ぶのは避けましょう」と言及。「多くの人が自分自身や家族の誕生日、記念日などを使って数字を選んでいます。選んだ数字が他の人と被る可能性はそれだけ高くなる」とのことです。

 たしかにこのコラムでも「家族の誕生日や記念日から数字を選んだ」という話を何度か取り上げています。当せんした場合、エピソードとして紹介しやすいというメリットはあるものの、複数の当せん者が誕生する可能性が高まることも間違いないと思います。

 さらにガリバルディ氏は「連番の数字」を勧めています。「そのような買い方をする人は多くないと思いますが、理論上、当せん確率は他の選び方と変わりません。当せん金を独り占めできる確率も高くなるでしょう」

 ガリバルディ氏は数学者としてさまざまな分析を行い、実際に自分でもあらゆるパターンのくじを購入して、これらの結論にたどり着いたそうです。皆さんもくじを購入する際、当せん確率や数字のパターンにも注目してみてはいかがでしょうか。

 さて、第1360回のBIGでは1等の約5億円が1口誕生しました。次回は第1361回です。高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。