totoONEコラム

　2022年10月、村内の「ロンディス」というコンビニエンスストアで販売されたロトくじで、780万ポンド（約12億5600万円）のジャックポット（大当たり）が誕生します。

　それからわずか5カ月後の今年3月、「ロンディス」と同じ通り沿いにある、直線距離でわずか500メートルほどしか離れていない「ユーロスパー」というコンビニエンスストアで、今度は340万ポンド（約5億4700万円）のジャックポットのチケットが販売されたことが判明。現地の新聞各紙が一斉に「デュリークはアイルランドで最も幸運な村」と書き立てたのです。

「ユーロスパー」のオーナーを務めるシェイン・ボウさんは「大通りがひとつしかない小さな村で、この短期間に2つのジャックポットが出るなんて本当に信じられません」と驚きを語りました。

　当せん者はまだ名乗り出ていないようですが、「他の店舗でジャックポットが出た時は、お祭り騒ぎに対して少し冷めた目で見ていましたが、今はその気持ちが分かります。当せんされた方のためにシャンパンを抜いてお祝いしたいと思っています」と祝福の言葉を述べています
。
　わずか5カ月の間に2つのジャックポットが出たデュリークですが、実はそれだけではありません。2019年、この村に住むキャサリン・シェリダンさんという女性が『ユーロミリオンズ』で1億5400万ポンド（約247億9300万円）という、とてつもない金額のジャックポットを引き当てました。これはアイルランドのロトくじ史上最高額です。

　また、同じくデュリークに住むキャサリンさんの義理の姉も、1980年代にロトくじで60万ポンド（約9600万円）をゲットしていたとのこと。人口4000人の村でこれだけ高額当せんが出ているのですから、確かに「アイルランドで最も幸運な村」と言えるのかもしれませんね。

　さて、第1357回のBIGでは1等の約2億9100万円が1口誕生しました。次回は第1358回です。高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。