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2023年01月 12
大チャンスが到来…アメリカで超高額当せんが出る理由とは?
池田(totoONE編集部)



 先週末、アメリカで人気のロトくじ『メガミリオンズ』のキャリーオーバーが積み重なり、1等の当せん金が10億1000万ドル(約1332億円)になったことが話題となりました。

 アメリカでは2010年代以降、10億ドル(約1318億8200万円)を超える高額当せんが出るようになりました。2022年7月には『メガミリオンズ』で13億ドル(約1714億1100万円)、11月には『パワーボール』でロトくじ史上最高額となる20億4000万ドル(約2689億700万円)の高額当せんが発生。これ以外にも、2016年1月に『パワーボール』で16億ドル(約2109億2600万円)、2018年10月に『メガミリオンズ』で15億ドル(約1977億4300万円)、2021年6月に『メガミリオンズ』で11億ドル(約1450億900万円)という高額当せんが出ています。現地の経済学者によると、この傾向は「単なる偶然ではない」とのことです。

『パワーボール』は2015年10月、『メガミリオンズ』は2017年10月にルールを変更。このルール変更によって1等の当せん確率は低くなりましたが、その分キャリーオーバーで積み上がる金額が増え、10億ドル以上の高額当せんが出るようになったそうです。

 また、当せん金額が高騰すればするほど、くじの売れ行きが促進される傾向にあるとのこと。当せん金が2000万ドル(約26億3600万円)の時と比較すると、10億ドルに近づいた時は15倍以上の売り上げを記録するそうです。これにより、当せんが出なかった場合のキャリーオーバーの増え幅も大きくなっているようです。

 前述の経済学者は「『パワーボール』や『メガミリオンズ』でジャックポット(大当たり)を引き当てる確率は、ゴルフでホールインワンを2ホール連続で達成するようなもの」と語っています。それだけ難しいものですが、とてつもなく大きな夢を見ることができるのは間違いないと言えるでしょう。

 さて、次回のBIGは第1345回です。現在、新年の運試しとして、1等の当せん金が最高7億7万7000円になる特別回が開催されていますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。