totoONEコラム

　クリニックのオフィスマネージャーを務めるロリ・ジェインズさんは、このゲームで25ドルのデパート商品券をゲットしました。デパートで買い物をするには少し物足りない金額ですよね。

　しかし、これがそのまま自分のものになるとは限らないのがこのゲームの面白いところ。次の順番の人は新たにプレゼントを選ぶか、他の参加者が選んだものを“横取り”するかを選ぶことができるのです。ジェインズさんの商品券は他の参加者に横取りされてしまったため、彼女は改めてプレゼントを選ぶこととなりました。

　選んだプレゼントを開封して出てきたのは、25ドル分のスクラッチくじのチケット。確かにこれは実用的ではないですし、ちょっと面白いプレゼントです。

　他の参加者が彼女からそのチケットを横取りすることはありませんでした。そして、その場で削って当せん確認をする流れになったそうです。最初のチケットで50ドル（約6600円）に当せんし、会場は大盛り上がり。次の瞬間、さらなる熱狂が待っていました。『ヒット・ザ・ジャックポット』というスクラッチくじを削ったところ、なんと17万5000ドル（約2300万円）の大当たりでした。

「参加者たちはみんな興奮していました。何度もチケットをチェックしてくれましたし、くじのアプリでスキャンして当せん確認をしてくれた人もいました。25ドルのプレゼント交換で17万5000ドルをゲットするなんて、本当に信じられません！」

　当せんの喜びをそう語ったジェインズさんは後日、運営本部を訪れて正式に当せん者として認められ、諸税が引かれた12万4250ドル（約1600万円）を手にしました。彼女はその一部を新車の購入や娘さんの住宅ローンの返済に充てるそうです。実用的ではないプレゼントが、思わぬ幸運をもたらしたというエピソードでした。

　さて、次回のBIGは第1341回です。約9億4300万円のキャリーオーバーが発生しており、高額当せんのチャンスがあります。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。