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2022年11月 10
8年かけて気づいたこと…当せん後に幸せな生活を送るには?
池田(totoONE編集部)



 今から約8年半前の2014年3月、ニール・トロッターさんは『ユーロミリオンズ』で1億800万ポンド(約182億900万円)のジャックポット(大当たり)を引き当てました。そして、彼はその後、人生において大切なものは何かを思い知ることになったそうです。

 当せんを知った時、トロッターさんは「僕は『トロッター』だから、自分がいつの日か大金持ちになることは分かっていたんだ」と語りました。これはイギリスで大人気だったテレビコメディシリーズ『Only Fools and Horses』を引用したジョーク。ロンドンの下町に住む一家が、怪しげなビジネスに手を出しながら大金持ちを目指してドタバタ劇を繰り広げるこの作品の主人公が、偶然にも「トロッター家」でした。作中のトロッター家は大金持ちになるのですが、現実のトロッターさんも同様に大金持ちになったのです。

 当時のトロッターさんは自動車整備士として働いていましたが、当せんをきっかけに退職。悠々自適な生活を送ることができると思っていましたが、すぐにそれが間違いだと分かったそうです。

「最初は家で一日中テレビを見ていましたが、そんな生活がとても退屈であることにすぐに気づきました。だから、私はたくさんの仕事が必要になりそうな家を買うことにしました」

 トロッターさんは400エーカーの土地とプライベートの湖を持つ、グレードⅡに登録されている邸宅を購入。グレードⅡとは「建築上・歴史上で重要な建築物」と国が法的に指定した建築物のランクで、所有者にはその建築物の保存状態を維持する義務が発生します。広大な土地や湖を放置するわけにはいかないため、トロッターさんはこの邸宅の維持を新たなライフワークにしているようです。

 当せんを伝えに行った時、トロッターさんは『ユーロミリオンズ』の運営会社から「すぐに全額を使いきろうとしないでください」と伝えられました。それが最適なアドバイスだったことを今になって実感しているようで、当せん金を使いながら有意義に過ごす現在の生活を満喫しているそうです。

 さて、次回のBIGは第1335回です。現在、1等の当せん金が最高7億7万7000円に増額される特別回となっており、いつも以上の高額当せんのチャンスがあります。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。