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2022年11月 03
ロトくじ購入は何のため? 調査結果から見えてきたものとは
池田(totoONE編集部)

 人々は何を求めて宝くじやロトくじを購入するのか。そして、購入者はどのような心境になるのか。この度、中国科学院が宝くじやロトくじを購入する人の心境に関する調査をしたそうです。

 まずはくじを購入した際の心境ですが、購入者はくじを買ってチケットを手にしてからの数時間、普段よりちょっぴり幸せな気分になっていることが分かりました。「当せんするかもしれない」「当せんしたら何に使おうかな」といった高揚感がそうさせているのかもしれません。

 また、気持ちが沈んでいる時や落ち込んでいる時は、平常時に比べてくじを購入しがちという傾向があることも分かったそうです。嫌な気分を払拭するためのツールとして、宝くじやロトくじを購入する人が少なくないようです。

 調査は何回かに分けて複数のグループを対象に行ったそうで、そのうちいくつかのグループの調査対象者には5ポンド(約840円)のロトくじを1点、「200万ポンド(約3億3900万円)が当たるかもしれない」と言いながら手渡したそうです。そして、そのうち何人かに「5ポンドが当せんしました。現金で支払うので取りに来てください」と通達したところ、当せん金を受け取りに来たのは連絡があった人の42パーセントだったそうです。

 これらの結果を踏まえ、調査の実施者の一人であるシュウ・リー博士は「くじを購入する方は、実際にお金を手に入れることより、当せんを夢見たり、それをどう使うか空想したりすることを目的にしている」と分析。そして、「夢を見たり空想したりすることが目的なら、実際に当せんしても当せん金を受け取りに来ない人がいることも納得がいく」としています。落ち込んだ気分を解消するためにくじを購入し、チケットを手にしてから数時間「当せんしたら何に使おうか」とワクワクしながら過ごすことで、ある程度の満足感を得られているということなのでしょう。

 さて、第1333回のBIGは1等の当せん金が最高7億7万7000円に増額される特別回でしたが、なんと1等が2口も誕生しました。次回は第1334回です。引き続き特別回となっており、いつも以上の高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひワクワク感を求めつつチャレンジしてみてください。

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。