totoONEコラム

　彼らは『The 2 Minute Foundation』という海岸清掃を行う非営利組織のチャリティ活動に参加するため、当ビーチに集まりました。そして、午前中をかけてビーチを練り歩き、マイクロプラスチックやペットボトル、飲食物の残骸、漂着ゴミ、釣り糸など、さまざまなゴミをマジックハンドで拾い集めたそうです。

　この日集まった24名がロトくじで得た当せん金は、合計2500万ポンド（約41億3200万円）。1人あたり約1億7000万円以上を手にした彼らは、同日の午前中だけで25袋以上のゴミを集めました。

　海洋ゴミは海洋生物へのダメージや環境破壊といった影響が問題視されており、早急な解決が求められています。『The 2 Minute Foundation』のクレア・ジナーさんは「残念なことに、海には大量のゴミが浮遊しており、それが毎日、海岸に漂着します。今日のゴミ拾い活動は、わずかな時間でも大きなことを成し遂げられることの証明になりました。皆さんがほんの2分間のゴミ拾いをしてくれることで、多くの海洋生物を危機から救うことができるのです」と語っています。

　スクラッチ形式のくじで200万ポンド（約3億3000万円）の当せん金をゲットしたイアンさん＆サンドラさんのブラック夫妻は、今回の活動に参加した感想を次のように話してくれました。

「ロトくじに当せんしたメリットのひとつは、時間に余裕が生まれて『The 2 Minute Foundation』のような素晴らしい団体の活動を支援できるようになったことです。私たちは子どもを連れてビーチを訪れることが大好きです。今回、かけがえのない環境を守るため、そして地元の人々のためになる取り組みに参加できて、非常にうれしく思います」

　半日だけの活動でしたが、24人の当せん者たちはそれぞれが獲得した当せん金よりも大切なものを得たのかもしれません。

　さて、次回のBIGは第1317回です。約5億100万円のキャリーオーバーが発生しており、高額当せんのチャンスがあります。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。