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2022年03月 24
人助けでくじを購入…当せん金でさらなる人助けをした僧侶
池田(totoONE編集部)

 タイ北東部ナコーンパノム県にある寺院「ワット・プラタート・パノム・ウォラマハウィハーン」に勤める47歳の僧侶はある日、宝くじの販売人から1点80バーツ(約290円)のロトくじを何点か購入しました。

 タイでは宝くじ売り場で国営のロトくじなどが販売されていますが、販売人がチケットを持って売り歩くケースもあります。この僧侶は販売人から「コロナ禍の影響で売り上げが悪化しているので助けてほしい」と懇願され、ロトくじを購入することにしたそうです。

 3月1日、この僧侶が購入したロトくじの当せん番号が発表され、1等の当せん番号は「061905」。僧侶はこの番号のくじを3枚購入しており、なんと1800万バーツ(6400万円)をゲットしました。

 驚かされたのは当せん後の僧侶の行動です。「当せんは10年以上にわたって寺院と地域のために勤めてきた自分に対する神様からのご褒美だ」として、当せん金を地域の方々や他の僧侶、そして寺院と分かち合うことにしたのです。

 地域の方々に対しては、当初は希望する人に1人500バーツ(1800円)ずつ渡していました。しかし、3000人以上の行列ができてしまったため、全員に行き渡らせるために1人200バーツ(約700円)へ減らすことに。最終的に総額150万バーツ(約540万円)を地域の方々へ配っています。

 また、僧侶は400万バーツ(約1400万円)を寺院に、残りは慈善目的でさまざまな事業や組織に寄付したそうです。結果的に、多くの方が少しずつ幸せになれた当せんということになりました。

 BIGでは現在、1等の当せん金が最高で7億7万7000円になる特別回が実施されています。第1289回ではその1等が1口誕生しました。次回のBIGは第1291回です。いつも以上の高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください!

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。