totoONEコラム

　すると、販売機から聞き慣れない音楽が流れてきました。エリザベスさんは機械が壊れてしまったと思い、急いで店員さんを呼びます。店員はエリザベスさんのチケットと販売機を確認し、エリザベスさんに「ジャックポットに当せんしていますよ」と伝えました。

　聞き慣れない音楽はジャックポットを告げるものでした。そして、当せん額はなんと4402万3273カナダドル（約40億3100万円）。高額当せんを知ったエリザベスさんは「思わず涙があふれ、頬を伝って流れ落ちていった」そうです。

　当せん番号は「2、13、15、19、38、39、46」。これらの数字はエリザベスさんとアーリーンさんの娘さんたちが決め、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃から、この数字でロトくじを買い始めていたそうです。そして、これらの数字は家族――エリザベスさんと娘さんたち、そしてアーリーンさん――の誕生日や年齢から採った数字とのことでした。

　自分たちの娘が家族にまつわる数字で番号を決め、高額当せんをゲットしたのだから、当然みんなで分け合うべき。そう考えたエリザベスさんは今年に入ってから、当せん金をアーリーンさんと半額ずつシェアしました。高額当せんに導いた娘さんたちは「お互いに行き来できるような場所に家族それぞれの家を建てて暮らしたい」と希望を語っているそうです。離婚してしまっても、彼らの絆はずっと続くようですね。

　さて、次回のBIGは第1278回です。1等の当せん金が最高7億7万7000円となる特別回となっており、通常回以上の高額当せんのチャンスがあります。皆さん、ぜひチャレンジしてみてください！