totoONEコラム

　この時の当せん番号は、ホワイトボールが「5-14-24-25-27」で、メガボールは「14」。コルテスさんは「5-14-24-25-27」の部分をマッチさせたのです。

　実はコルテスさん、長年にわたって同じ数字で『メガ・ミリオンズ』を購入しており、その数字は「重要な誕生日に由来する」そうです。彼自身や家族の誕生日を並べた数字で購入していたのでしょう。

　同じように誕生日を並べて購入する人は多いと思いますが、その場合は1から31の中から選んで、32以上の数字を候補から外すことになり、当せん確率が下がります。その代わり、当せんした場合は高額をゲットできる可能性があるため、ある種の賭けでもあります。この時は当せん番号がすべて1から31に収まる数字となったので、コルテスさんは見事に幸運をゲットできました。

　ひとつだけ残念だったのは、コルテスさんの身近な存在に「14日生まれ」の人物が1人しかいなかったことでしょう。もし、もう1人いて、コルテスさんがその数字をメガボールに設定していたとしたら、彼は8600万ドル（約93億2900万円）のジャックポット（大当たり）をゲットしていたところでした。

　それでも、100万ドルが高額当せんであることには変わりありません。コルテスさんは一括での受け取りを選択し、連邦税・州税などを差し引いた70万7511ドル（約7600万円）を手にしました。その使い道については、これからじっくり考えるそうです。

　さて、次回のBIGは第1231回です。約6億1600万円のキャリーオーバーが発生しており、高額当せんのチャンスがあります。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。