totoONEコラム

それだけになかなか、当せんが出ないものですが、3月末から4月初めにかけて、嘘のような連続当せんが発生しました。まずは3月31日（金）に抽選が行われたメガミリオンズ。1月以来、1等の当せんが出ず、当せん金は1億7400万ドル（約194億円）に到達していました。しかしこの日の抽選会で、ついに1等が1口、誕生し、当せん者は194億円を独占することになりました。ちなみに、1等が当せんしたチケットはアーカンソー州で販売されたものだそうです。 続く4月1日にはパワーボールの抽選会が行われました。こちらの1等の当せん金は6000万ドル（約67億円）で、抽選の結果、同じく1口の当せんが誕生しました。こちらはアリゾナ州で販売されたものだそうです。また、2等100万ドル（約1億1000万円）の当せんも1口、誕生しました。こちらはフロリダ州で販売されたものです。メガミリオンズやパワーボールの1等が高額すぎてかすんでしまいますが、これも十分な額と言えるでしょう。

メガミリオンズ、パワーボールと1等の当せんが続いたので、次はBIGの番ではないでしょうか。第917回では残念ながら1等6億円の当せんは出ませんでしたが、第918回に向けては約55億7000万円のキャリーオーバーが発生しており、文字通りのビッグチャンスがあります。“アメリカンドリーム”ならぬ“ジャパニーズドリーム”にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

[札幌　×　F東京]
札幌は5戦8失点中と守備に課題
5戦9得点中のF東京の「2」が狙い目

F東京は、J1得点王歴のあるストライカーを2人も擁している。2013年から15年まで受賞した大久保嘉人と、昨季得点王に輝いたピーター・ウタカだ。その一点だけで、F東京への信頼度はぐっと増す。

実際、ここまで3勝1分1敗で5位につけるF東京の決定力はJ1指折りの高さだ。5戦9得点はリーグ3位の数字。1試合平均にすると1.8得点で、第2節の大宮戦、第4節の川崎戦、前節鳥栖戦と、5試合中3試合で複数得点を挙げている点も見逃せない。新加入のウタカはまだリーグ戦の出場が2試合のみで、そのいずれも途中出場。合わせて60分間のプレーながら3ゴールを奪うなど、持ち前の得点力で存在感を見せつけている。チームとしては9得点のうち7得点が76分以降のものと、試合終盤で勝負を決める展開が多い。

一方の札幌は、前節の甲府戦で、股関節痛で長期離脱していた小野伸二が久々にピッチに立った。希代のチャンスメーカーの戦線復帰は間違いなくプラス要素だが、それでチームの問題が大きく改善されるとは思えない。ここまで1勝1分3敗と黒星が先行する札幌の課題は守備面の改善。5戦8失点、つまり1試合平均で1.6失点というディフェンスの甘さが15位という低迷につながっている。5試合をこなしたなかで、無失点に抑えたゲームは1試合もない。

1試合平均1.8得点という攻撃力を持つF東京と、1試合平均1.6失点と守備に課題を残す札幌の一戦の予想はそれほど難しくない。F東京勝利の「2」が狙い目だ。

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[名古屋　×　讃岐]
讃岐は湘南に快勝も実情は14位
2位につける名古屋勝利の「1」を信頼

J2の前節で圧勝を見せたチームが2つある。熊本を5－1で一蹴した名古屋と、首位の湘南相手に3－0の大金星を挙げた讃岐だ。快勝直後の2チームによる一戦は、名古屋勝利の「1」が堅いと見ていい。

5－1で勝利した前節の熊本戦、名古屋は佐藤寿人と永井龍が1ゴールずつ、フェリペ・ガルシアが2ゴールと、今季新加入の選手たちが揃ってゴールを決めた。新戦力の得点は、風間八宏監督の新体制における戦術が徐々に浸透していることを示していると考えて良い。第2節の岐阜とのドロー、第3節の千葉戦に敗戦と、開幕直後は少しつまずいたためネガティブなイメージが残っているかもしれないが、現在は4勝1分1敗で2位につける。6戦で12得点はリーグ最多の数字だ。

アウェイに乗り込む讃岐に関していうと、客観的に見て湘南戦の勝利は相手に助けられた部分も少なからずあったと言っていい。讃岐は4分、19分と立て続けにゴールを奪うことに成功したが、そこで湘南が自ら崩れてしまったのだ。湘南の曺貴裁監督は「1点目を取られた後に選手たちが少し慌ててしまって、いつもやっていることができなくて2点目3点目を取られる典型的な負け試合でした」と語っている。讃岐の現状を見ると、1勝3分2敗の14位、6試合中2試合が無得点と、今節の勝利予想を推す要素は少ない。

湘南戦の結果を過大評価せず、冷静に見れば讃岐がJ1経験者の名古屋を下す可能性は低いと考えていい。この一戦はやはり、リーグ最多得点を挙げ、2位につける名古屋勝利の「1」を信頼すべきだろう。