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イタリアの首都ローマ。その街中に「バチカン市国」があります。
国土面積は東京ディズニーランドよりも狭い0.44平方キロメートル、人口は約800人。名実ともに「世界一小さい国」です。当事者は、言わずと知れたローマ教皇。カトリック教会の頂点に君臨する人物です。そしてバチカン市国には、そのローマ教皇が主催するチャリティー宝くじがあるのです。

このチャリティー宝くじが始まったのは2014年。現在のローマ教皇であるフランシスコが考案したものです。ローマ教皇は世界各国を訪問し、行く先々で様々な贈り物を手にしますが、これらを賞品として提供しているのがこの宝くじの特徴です。

宝くじは1枚10ユーロ（約1140円）で、賞品は自家用車や自転車、時計、スマートフォンなど。豪邸や高級車が当たる宝くじがあることを考えると、いろいろ言いたいことはあるかもしれませんが、売り上げはすべて貧しい家庭やホームレスの救済に充てられるそうなので、言いたいことがグッと飲み込みましょう。ちなみに、この宝くじはバチカン美術館を始め、国内の各所で購入することができるそうです。

BIGは賞品ではなく、1等最高6億円の賞金が当たる宝くじです。第877回では残念ながら1等の当せんは出ませんでしたが、第880回に向けては約29億2600万円のキャリーオーバーが発生しており、高額当せんのビッグチャンスです。バチカン市国の宝くじは現地に行かなければ購入できませんが、BIGは日本全国どこでも購入できますので、奮ってチャレンジしてみてください。