totoONEコラム

2015年、中国国内における宝くじの販売総額は2015億1100万元だったそうです。日本円にすると、なんと3兆5900億円。5年前のデータと比較すると、約2.5倍と市場が急成長を遂げているそうです。ちなみに、日本での年間売上総額は約9000億円なので、4倍近い売上規模ということになります。

昨年11月に販売された宝くじでは、中国史上最高額となる2565万元（約4億7000万円）の当せんが出ましたが、換金期限の今年1月になっても当せん者が現れず、残念ながら失効となってしまいました。今後、さらなる高額当せんが出る可能性もあり、ますます注目度が高まります。

一方で、問題も出ています。中国では未成年への宝くじの販売が禁止されていますが、学校周辺で小学生に違法のスピードくじを販売するケースが増加しているそうです。販売金額も当せん金額もそれほど高額ではないですが、その場で当せん確認ができ、意外と当せん確率が高いこともあり、小学生たちはどんどんのめり込んでしまうそうです。大金が動く宝くじだけに、しっかりとルールに則って運営、購入してほしいものです。

BIGは19歳未満の購入や譲り受けが禁じられており、払戻金を受け取ることもできません。19歳になるのを待ってからチャレンジしましょう。当せん金額に関しては中国にも負けていませんので、ぜひチャレンジしてみてください。