totoONEコラム

ジャックポットの通常の当せん金額は4000万ドル（約47億円）。これだけでも驚異的な金額ですが、2億9200万分の1という天文学的数値の確率であるため、そう滅多に当せんが出るものではありません。そして当せんが出なかった場合はキャリーオーバーとなり、次回に繰り越されるのです。その結果、過去には5億9060万ドル（約690億円）という超高額の当せんが出るなど、まさに一攫千金をつかめる夢のような宝くじなのです。

そして現在、このパワーボールはキャリーオーバーが相次いでおり、2016年1月9日の抽選会でもジャックポットの当せん者は出ずじまい。賞金額は北米の宝くじ史上最高額となる13億ドル（約1524億円）にまで膨れ上がってしまったのです。

ちなみにパワーボールの場合、当せん者は賞金を一括で受け取るか、29年間、30回に分けて受け取るかを選択することができます。今回の場合、一括で受け取る場合は従来の額の6割程度となる8億600万ドル（約945億円）となり、そこからさらに約31％の連邦税が引かれるため、5億5600万ドル（約651億円）が手元に入ることになります。本来の金額から比べると3分の1程度ですが、それでも夢のような金額であることは間違いありません。

一方、30分割の場合は連邦税の約31％が差し引かれるだけなので、8億9700万ドル（約1051億円）が手に入ることになります。それが30分割ですから、毎年2990万ドル（約35億円）という計算になります。ちなみに、リオネル・メッシの2015年の年俸は2650万ユーロ（約34億円）なので、それに匹敵する額ということになります。

パワーボールほどのスケール感はありませんが、BIGでも一攫千金のチャンスは十分にあります。第819回のBIGで、「ジャパニーズ・ドリーム」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。