totoONEコラム

しかし、中国ではそのような考えは通用しないようです。この国では、条件によっては数十億円が当せんする宝くじが販売されており、高額当せん者が現れた場合には記者会見を行い、マスコミの前で目録を受け取らなければならない、という決まりになっているそうです。

実際に当せんした人間がいるということを世間に知らしめ、購買意欲を煽ることが目的のようですが、高額賞金を手にしたことを公表されてしまう当せん者はたまったものではありません。額が大きいだけに、危険も伴います。

そこで当せん者たちが編み出したのが、全身着ぐるみ姿で記者会見を行う、という作戦でした。これなら記者会見にちゃんと出席したことになりますし、素性が明かされる心配もありません。

着ぐるみも中国らしくパンダだったり、変なクマだったり、世界一有名なネズミのキャラクターだったり、白いケアロボットだったりと様々。当せん者たちが、この扮装を楽しんでいる様子も見受けられます。

BIGの場合、当せん金は指定された口座への振り込みを選択することができますので、公の場に着ぐるみ姿で登場する必要はありません。店頭で受け取る方法もありますが、着ぐるみ姿で受け取りに行くと怪しまれる可能性が高いので注意してください。

BIGは現在、第810回が販売中で、約9億3000万円のキャリーオーバーが発生しています。当せんしても着ぐるみ姿で記者会見をする必要はありませんので、ぜひチャレンジしてみてください。