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2014年01月 16
ピカソの絵画が当たる宝くじ
小谷(totoONE編集部)

 今年最初のBIG開催となった第672回の結果は、いかがでしたか。残念なことに、1等は誕生しませんでしたが、次開催への繰越金であるキャリーオーバーは、約23億円と高額に積み上がっています。販売9年目の今年は、通年開催される予定。(年間の)開催数は過去最高になる見通しなので、何としてもチャンスをつかみ取りたいですね。

 日本にもBIGをはじめ、多くのくじがありますが、世界各国には日本では見かけないような珍しいくじも沢山あります。昨年12月には、イギリスの国際競売会社であるサザビーズが、レバノンの古代都市ティールを保存する団体の支援金を集めるため、慈善くじを実施。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が公認して、インターネットで5万枚のくじが販売されました。そして、驚くべきはその景品。何と、美術家ピカソの絵画が当たるくじだったのです。

 くじは、昨年12月18日にパリで抽選を実施。20世紀を代表する巨匠の作品を手に入れたのは、25歳のアメリカ人男性であるジェフリー・ゴナノ氏でした。『ロイター通信』によると、ジェフリー氏はリビングルーム用に絵画を探していた時に、くじの存在を知って購入したとのこと。ちなみに、景品となった絵画は1914年に制作された「オペラハットの男」。絵画の価値は、100万ドル(約1億円)にも上るそうですよ。

 1枚100ユーロ(約141円)のくじで見事当せんを果たしたジェフリー氏ですが、当面は売却する予定はないと伝えられています。誰もが認める名画ですが、当初の予定通りにリビングルームに飾られる可能性もあるのかもしれませんね。

 何ともスケールの大きいエピソードでしたが、日本のBIGも1等当せん金は最高6億円と、負けてはいません。今年もBIGな夢をつかむべく、挑戦を続けていきましょう。

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。