totoONEコラム

　何とも羨ましいニュースは、「パワーボール」で生まれています。1から59の数字5つと、1から35の数字1つを選択して購入する同くじでは、今年の2月上旬から大当たりが生まれずに当せん金が積み増されていました。巨額の当せんが期待される中、3月23日に実施された抽選で、ついに大当たりが誕生。その額なんと約3億3800万ドル（約320億円）と、同くじ史上で4番目に高額というだけあり、大きな話題となりました。

　同25日の午後には、当せん者と名乗る人物が登場。くじを購入した売り場でチェックしたところ、当せん者本人と確認されました。超大型当せんを手にしたのはアメリカ東部のニュージャージー州に住む44歳の男性で、ドミニカ共和国出身とのこと。当せん金の使い道は、5人の子供を持っていることもあってか、家族ために使用する意向だと伝えられています。

　流石、アメリカというスケールの大きなエピソードですが、日本のBIGでは1等6億円が複数口誕生する魅力があります。第614回では2口の1等6億円が生まれましたが、次回に向けたキャリーオーバーも約43億円まで積み上がっています。ニュージャージー州の男性は酒屋で当たりくじを購入したそうですが、BIGも全国各地の売り場の他、インターネットでも手軽にお買い求めできますよ。継続購入している方はもちろん、大型当せんのニュースが少しでも気になるようでしたら、くじを購入してみてはいかがでしょうか。誰にでもチャンスが平等にあるだけに、記念すべき200口目の当せん者はあなたかもしれませんよ。

◇狙い目
[鹿島vsC大阪]
2011シーズンから6連勝中の鹿島
好調C大阪に今季初黒星をつける!?

　J1第4節で大宮に4年ぶりに敗れて11位に沈む鹿島と、未だリーグ戦無敗を守り3位につけるC大阪。両チームの序盤戦は、対照的な結果となっている。

　勢いから判断すれば、C大阪に分があることは間違いない。しかし、過去のデータも忘れずにチェックしておきたい。鹿島はC大阪戦で14勝4分12敗。わずかに勝ち越しているだけだが、近年の対戦結果に注目してみると、2011年シーズン以降、公式戦で6連勝を収めている。現在の順位では劣るとはいえ、鹿島の選手たちに苦手意識はないだろう。ホームの声援を味方に付け、序盤から積極的にゴールを奪いにいくことが予想される。

　さらに、C大阪にはコンディション面で不安が残る。3月からナビスコカップとリーグ戦の連戦を戦い、4日に行われたナビスコカップ第3節はアウェイで新潟と対戦。移動の疲れも蓄積していることが予想される。一方の鹿島はホームでの2連戦。小笠原満男は過去のC大阪戦で3得点を挙げており、今回も頼れる主将が得点すれば、一気に波に乗って勝利をもぎとる可能性もあり得る。鹿島勝利の「1」をオススメしたい。


[F東京vs大宮]
通算成績で優位に立つF東京
自慢の攻撃力で勝ち点3奪取なるか

　F東京はJ1第4節で首位の横浜Mと対戦。攻守が目まぐるしく入れ替わる好ゲームを披露したが、惜しくも好調なチームの勢いを止めることはできなかった。一方の大宮は鹿島から4年ぶりの勝利。苦手な相手から獲得した白星は、感慨深いものとなったことだろう。

　通算成績はF東京の13勝1分5敗で、大宮に大きくリードを奪っている。昨季の対戦では1勝1敗に終わったものの、決して苦手な相手ではないはずだ。今季のF東京の勢いと戦力を考えれば、ホームゲームで敗れることは考えにくい。お互いにミッドウィークにはナビスコカップを戦っているため連戦となるが、各ポジションに充実した戦力を備え、特に攻撃陣の層の厚さを持ち味とするF東京が勝ち点3を奪う可能性が高い。

　さらに、左足首の痛みにより離脱している石川直宏がこの試合で復帰すれば、より一層勝利に近づくだろう。石川にとって大宮は通算5得点を記録し、2009年5月の対戦ではハットトリックを達成した相性の良いの相手。頼れるベテランの復帰はまだ未定とはいえ、F東京の攻撃力に懸けてみるのも一つの手だろう。


[岐阜vs京都]
今季未勝利で最下位に沈む岐阜
直接対決で3連勝中の京都の勝利は固い

　前節、ホームで徳島に敗れた京都。悔しい今季2敗目を喫したが、試合終了間際にエースの原一樹が今季3点目をたたき込み、意地を見せた。

　今節はアウェイでの戦いとなるが、岐阜戦の通算成績は3勝0分1敗と白星が大きくリード。4試合中3試合で3ゴールを奪って勝利しており、今回の対戦でもゴールラッシュの可能性もあり得る。岐阜は今季ここまで2分4敗と未だ勝利なし。失点リーグワースト2位の10点を喫しており、守備に不安が残る。過去の対戦データ、そして好調を維持する原一樹のコンディションを考えると、今回も京都優位の見方は強まる。

　さらに、岐阜は前節の東京V戦で服部年宏の復帰によって3ボランチを採用したものの、機能しなかった点も気掛かり。まだ攻撃の形の見えない岐阜から、京都が勝利を奪う可能性は高いと言える。