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2012年08月 10
名言:くじは買わなければ当たらない
伊東(totoONE編集部)

 第582回では残念ながらBIG、totoともに1等が誕生しない結果になりましたね。それでも、キャリーオーバーはBIGが約62億円、totoも1等で今季最高の約1億5000万円まで積み重なり、次回は大型当せんの可能性が高くなっています。夢を諦めずに購入を続ければ、大きな幸運が転がり込んでくる可能性もありますよ。

 『くじは買わなければ当たらない』という言葉がありますが、実際にアメリカではくじを購入したことで、思わぬ幸運が舞い込んだ例もあります。ジョージア州在住のキャシー・スクラグズさんは、昨年の9月に高額賞金宝くじ「パワーボール」で2500万ドル(約19億5000万円)の大型当せんを手にしました。当せん確率は1億9524万9054分の1となんとも気の遠くなるような数字ですが、とにかくかなり幸運なことは想像できますね。ただ、スクラグズさんの強運は、くじ購入の際にも発揮されていたようですよ。

 スクラグズさんは最初、ガソリンスタンドに併設する食料品店で同じく高額宝くじの「メガミリオンズ」を購入する予定だったとのこと。ところが、店員が手違いで「メガミリオンズ」ではなく、「パワーボール」のくじを印刷。結局、スクラグズさんは両方購入することにしたところ、本来買う予定のなかった「パワーボール」で超高額当せんを果たすことになったそうですよ。くじの当せん確率も合わせれば、途方もない強運ぶりですが、買わなければ当たらないという言葉をまさに地で行くようなエピソードとなっていますね。

 BIGのイメージキャラクターであるBIGマンが「当たりたいなら買うしかない」と語るように、高額なキャリーオーバーも購入しないことには何も始まりません。買ってみる事で当せんの可能性が開かれるとともに、もしかしたらスクラグズさんのような予想のつかない幸運が訪れるかも知れませんよ。

攻守が噛み合い首位に再浮上の仙台
最下位の札幌戦での取りこぼしはないと予想

 前節、仙台は試合終了間際にウイルソンのゴールで横浜Mに追いつき、2-2で引き分け。勝ち点1を積み上げて3戦ぶりに首位へと返り咲いた。今節は最下位に沈む札幌とのアウェイ戦。確実に白星を手にして首位を守りたいところだ。

 現在、仙台は3試合連続ドローと勝ち切れない試合が続いている。もっとも、今季喫した黒星は2回のみ。直近7戦負けなし(2勝5分)と、リーグ屈指の安定感を誇る。対する札幌は、第19節にホームで名古屋相手に2-1で勝利。9連敗を止める勝利を挙げた。しかし、前節はアウェイでC大阪に0-4と大敗。上昇ムードもしぼむ形となった。

 仙台は、札幌との通算成績こそ10勝9分13敗で負け越すものの、現在は5試合負けなし(4勝1分)と苦手意識はない。仙台がリーグ4位の37得点とリーグ最少2位の18失点と攻守の歯車がきっちり噛み合っているのに対して、札幌は得点失点ともにリーグワーストの数字を記録。首位と最下位という勢いの差も考えれば、アウェイとは言え仙台が勝ち星を逃すとは考えにくい。


攻撃陣が復調気配を見せる川崎
相性抜群の鳥栖相手に勝ち点3をつかむか

 第18節まで4戦連続無得点に終わっていた川崎だが、第19節の大宮戦で4-0と快勝すると、前節もアウェイの磐田戦で2-2と引き分け、攻撃陣が復調気配を見せている。今節はホームに鳥栖を迎えるが、対戦時の相性が非常に良い相手となっている。

 川崎は、鳥栖戦では通算17勝1分4敗と大きく勝ち越し。今回同様のホーム戦では9勝1敗と勝率は9割に達し、唯一の黒星も1999年の初対戦時までさかのぼる。今季はリーグ戦とナビスコ杯で既に2度対戦。ともに鳥栖のホームで行われて1勝1敗の五分の戦い。ただ、今季の鳥栖がホームで敗れたのは、川崎のみという点は特筆すべきだろう。

 川崎の合口の良さが目立つ対戦となっているが、鳥栖はホームで7勝3分1敗と無類の強さを発揮する一方、アウェイ戦では1勝4分4敗と内弁慶ぶりを露呈。両チームの相性とともに、ホームで戦える利点を考えれば、川崎が勝ち点を落とす可能性は非常に小さいと言える。


残留に向け負けられない“大阪ダービー”
レアンドロ復帰のホームG大阪が優位に立つ

 前節、G大阪はホームで大宮に3-1と快勝して、6試合ぶりとなる白星を挙げた。一方、今節対戦するC大阪も札幌相手に4-0と完勝を収めたことから、“大阪ダービー”では互いの勢いには差はないと言える。

 G大阪は、大阪ダービーで20勝4分9敗と大きく勝ち越し。ホームでの試合に限れば12勝1分3敗と勝率はさらに上がる。相性では大きく分があると言えそうだ。また、今夏に加入したレアンドロが大宮戦で早速2ゴールの活躍を披露。以前に在籍経験があるだけに、問題なくチームにフィットした印象だ。対するC大阪は、扇原と山口が五輪で離脱して丸橋と黒木が出場停止と、戦力の低下は免れない。

 G大阪が17位、C大阪が14位で両チームの勝ち点差が5と、残留にはともに勝ち点3が欲しい対戦となっている。それでも、ホームアドバンテージとともに戦力の上積みがあったG大阪が、戦力ダウンを余儀なくされているC大阪に対して有利に試合を運べる展開になりそうだ。

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。