totoONEコラム

　BIG当せんを目指す皆さんの中には、げん担ぎで夢の6億円を引き寄せようと考えている方も多いのではないでしょうか。もちろん、げん担ぎの習慣は日本だけではなく、海外にも広く浸透しています。おもしろいところでは、カンボジア西部にあるポーサット州のプレイヤン村にある長さ13メートルの丸太が話題を呼んでいますよ。

　7月に同村の池から引き揚げられた丸太をひと目見ようと、これまで5000人にも上る人々が押し寄せているそうです。なんでも、丸太に触れた村人が宝くじに当せんしたことから、丸太には「魔法の力」があるとの話が広がり、今では連日100人以上の人々が訪れる人気スポットになっているとのこと。足を運ぶ人々はお供え物を持参するとともに、宝くじの当選番号を聞いたり、病気から回復する願いを込めているのだとか。藁にもすがる思いではなく、丸太にもすがる状況と言えるかも知れませんね。

　残念ながら、日本から約4300キロも離れているカンボジアに、「魔法の丸太」の効果をあやかりにいくのは難しいですね。ただ、気軽に訪れることのできる自分なりのパワースポットを身近に見つけられれば、毎週行われるBIGへの効果も期待できるのではないでしょうか。

直近4戦で16ゴールと攻撃陣が絶好調の柏
攻守の柱が欠場する新潟の苦戦は必至

　序盤こそ取りこぼしが目立った柏だが、直近10試合では8勝1分1敗と一気に調子を上げてきた。順位も首位と勝ち点4差の4位と、優勝した昨季の勢いを完全に取り戻したようだ。

　ホームでC大阪と対戦した前節も、工藤のハットトリックと澤のゴールで4－1と快勝を収めた。第18節の清水戦では5得点、第16節のG大阪戦では6得点と、直近4試合で16ゴールを荒稼ぎする攻撃陣がチームの好調ぶりをけん引している。

　今節対戦する新潟には通算で8勝4分3敗と勝ち越し、4戦連続で完封勝ちを収めるなど合口は非常に良い相手となっている。今節と同じアウェイ戦でも、5勝1分1敗という成績を残しているだけに、敵地の戦いでも問題ないだろう。

　また、新潟は五輪で鈴木大輔を欠くとともに、攻撃の中心であるミシェウが出場停止。攻守の柱が欠場する相手に、好調柏の勢いは止められないと判断することが妥当だろう。


リーグトップの攻撃力が武器の東京V
低迷が続く21位富山の勝算は薄いと予想

　東京Vは前節、甲府との首位攻防戦を戦ったが、アウェイで1－3と敗戦。首位の座を甲府に明け渡すことになった。ただ、依然として首位と勝ち点1差の3位につけるだけに、上位争いから引き離されないよう、富山と対戦する今節は勝利がほしいところだ。

　東京Vは、リーグ最多の48ゴールを誇る攻撃力を武器に、今季16勝1分9敗と勝ち負けのはっきりしている戦いぶりを見せる。富山との対戦成績も、通算6勝2敗とドローゲームがない。アウェイで対戦した第3節でも、4－1と快勝を収めている。

　一方の富山は、10戦勝ちなし（5分5敗）と不調を極め、21位と低迷が続いている。今季は3勝のみと勝ち切れない戦いぶりとともに、リーグワースト4位となる37失点を許している守備は懸念材料だろう。

　引き分け決着の見込みが薄い対戦となるだけに、攻撃力に勝る東京Vが浮上のきっかけをつかめずにいる富山から実力通りに勝ち点3を奪う可能性が高いと見た。