totoONEコラム

沸いたバブル時代を謳歌したという新キャラクターは、真っ赤なボディコンに身を包み、公称のスリーサイズは上から6億、6億、6億とまさにBIGを象徴するかのようなボディ。しかも、単位は「円」だというミステリアスな一面も。BIGで6億円が当せんしたあかつきには、「ミラーボールがキラめくお立ち台でトレンディーに踊り狂いたい」という夢を語るあたりに、どこかバブリーな匂いを感じ取ることができますね。

　今季はここまで「BIGマン」が盛り上がりをけん引してきましたが、相棒を得たことで、より一層パワーアップしてくれるでしょう。また、BIGウーマンはバブル期に未練を残していると思いきや、「もう過去は振り返らないわ。BIGで6億円当ててあの頃よりももっといい時代を作るのよ!」と、ポジティブなコメント。好景気に浮かれた時代が過ぎ、山あり谷ありの人生経験から滲み出てきた言葉には、上半期で惜しくも当せんを逃してきた方々にとっても、参考になるのではないでしょうか。

　今年も下半期に突入しましたが、BIGはさらなる盛り上がりを見せています。今後も続く開催に向けては、BIGウーマンの様な前向きな姿勢で臨むと、バブルに引けをとらない1等6億円当せんの知らせが舞い込んでくるかも知れませんよ。

大宮戦でホーム無敗の鹿島
圧倒的な相性で4戦ぶりの勝利なるか

　前節、鹿島はアウェイで新潟と対戦。ドゥトラの得点で先制したが追いつかれ、1－1の引き分けに終わった。対する大宮はホームで清水を1－0で下し、6試合ぶりの白星をつかんだ。

　鹿島は3試合勝ちなし（2分1敗）と、勢いの点では久々の勝利を挙げた大宮に譲るかもしれない。しかし、両チームの相性は、圧倒的に鹿島が優勢。通算成績では、10勝4分1敗と大きく勝ち越し、ホームでは6勝2分と無敗を誇っている。開幕直後のリーグ戦で未勝利が続いていた時期に対戦したナビスコ杯第2節でも、1－0と勝利。相性の良さを裏付けている。

　また、昨季のリーグ戦2試合で3得点を許していたイ・チョンスも大宮を既に退団。相性面で唯一と言える懸念材料がなくなったからには、鹿島が得意の大宮戦で勝ち星を落とすとは考えにくい。


9試合連続無敗を続ける堅守の横浜M
清武移籍のC大阪は劣勢必至か

　前節の名古屋戦で1－1と引き分けた横浜Mは、クラブ新となっていた無失点記録が4試合でストップ。しかし、9試合まで伸びた無敗記録は、ホームで戦う今節でも途切れそうにない。

　対戦相手のC大阪は、前節にホームで浦和に1－1とドロー。柿谷が後半ロスタイムに得点したことで3連敗は免れた。しかし、直近8試合は1勝2分5敗と負けが込んでいる。2チームの状態を見比べれば、負けない横浜Mと勝てないC大阪と言えるだろう。

　横浜Mは、第2節の仙台戦以来、複数失点を喫しておらず、リーグ最少タイとなる13失点の堅守を誇っている。一方、C大阪は攻撃陣をけん引してきた清武が、前節を最後にドイツに移籍。攻撃力のダウンは免れない。

　横浜Mは通算対戦成績でも、19勝4分8敗と大きくリード。守備陣が盤石な上に相性でも優位となっている。主力移籍のC大阪相手に大量失点を喫するとは考えにくいため、今節ではホームチーム有利の予想をオススメしたい。


今季のアウェイ戦で好調維持する6位甲府
最下位町田相手に取りこぼしはないと読む

　6位の甲府と最下位の町田の対戦となるが、番狂わせの可能性は非常に小さい。

　敵地に乗り込む甲府だが、今季はアウェイ戦で好調な戦いぶりを披露。ホームでの5勝3分3敗という成績に対して、アウェイでは5勝1分1敗とより高い勝率を残す。一方の町田は、アウェイ戦の2勝2分7敗に対して、ホームでは1勝2分8敗。得点に関しては、3ゴールのみと大きく苦戦を強いられている。

　なお、両チームは初対戦となった第9節で1－1と引き分けているが、現在のチーム状態では明暗がクッキリ。甲府が直近9試合で4勝4分1敗と好調なのに対して、町田は、11試合勝利なし（3分8敗）と泥沼にハマっている。

　今季、アウェイ戦を苦にしない甲府とホームでも成績が伸びない町田との対戦では、両チームの状態も考慮に入れると、アウェイながら甲府有利は明白となっている。