totoONEコラム

日本ではBIGをはじめ、大きな夢を与えてくれるくじがあります。海外でもアメリカの「メガミリオンズ」のように当せん金が何百億円にも上る超高額くじは有名ですね。しかし、世界中には様々な夢を提供するくじがあり、中には「宇宙旅行」が当たるくじを売り出しているところもあるんですよ。この一風変った夢を提供しているのは、「I Dream of Space」というニュージーランド出身のルーベン・メットカルフェ氏らが設立したベンチャー企業。同社では25,000枚のくじ付きポスターを1枚10ドルで販売しています。そして、ポスターの売上金の一部で、民間宇宙開発企業の宇宙船に乗れるチケットを購入し、くじの当せん者に渡す予定となっているようです。

　なお、現在のところ民間での宇宙旅行は実現しておらず、メットカルフェ氏も「このくじを買っても、実際に宇宙に行けるまで数年かかるということは覚えておく必要がある」とコメント。当せん結果の発表を含め、実現の可能性が不透明なところも見受けられますので、あくまでもひとつの夢ということでとどめておいてくださいね。

　ちなみに、BIGは前回までに通算95回、合計168口の1等6億円が誕生。宇宙旅行という夢に比べると、どこか当せんの可能性も大きく思えてきますね。さらに、現在は約49億円と、高額のキャリーオーバーが発生中。次回以降での6億円当せんの夢が、ますます広がっていますよ。

　ホームの草津は前節の松本戦を引き分けて、8試合連続勝利なしと白星から遠ざかっている。7連敗後の勝ち点1は、悪い流れを止めたプラス材料と言えるかもしれないが、勝ち点を逃したこの8試合で奪った得点はわずか2ゴール。リーグワースト3位の得点数で、開幕から続く決定力不足は解消されていない。

　対する福岡は前節の岡山戦でドロー決着。ここ5試合は1勝3分1敗と勝ち切れない試合が続いている。とはいえ、草津と比較すれば、どちらが優位かは明白。過去対戦成績でも11勝2分3敗と福岡が草津を大きく上回っている。実力差と過去通算成績から福岡優位の予想をオススメする。



[山形×鳥取]

上位を走る山形に死角は少ない
鳥取は不安定な守備が懸念材料

　ホームの山形は前節の熊本戦で1－2の敗戦。第5節から10試合連続無敗（7勝3分）と好調を持続してきたが、武富の2得点に沈み、首位を明け渡した。3位に転落した山形だが、熊本戦の黒星がポジティブに働くかもしれない。勝ち続けていたチームが久々に喫した黒星は、選手、チームの気持ちを引き締め、改めて勝利への意欲を蘇らせたはずだ。

　一方、鳥取は横浜Cにホームで2－5の大敗。18位と下位と厳しい戦いが続いている。課題となっているのは失点数の多さ。ここ3試合の合計失点数は9と、守備ブロックの再編が急務となっている。

　今節、初顔合わせとなる両チーム。3位と18位という順位が示すとおり、順当な結果を予想すれば間違いなさそうだ。



[千葉×岐阜]

直近3試合で12得点の千葉
最下位岐阜に対して勝ち点3獲得へ

　前節の大分戦を制して2位に浮上した千葉は、攻撃陣が非常に好調だ。直近3試合でゴールネットを揺らした回数は12回。特に田中が5ゴールと好調をキープしている。J2全体を見ても、トップタイの28得点をマーク。さらに失点数は8でJ2最少。攻守ともに、リーグ屈指と言える。

　千葉とは対照的なのが岐阜だ。第16節まで奪ったゴールはわずか7。リーグ最少得点で最下位と、不調の兆しを見いだせないでいる。前節の甲府戦のデータを紐解くと、シュート5本で無得点。逆に甲府にシュート14本を打たれて3得点を許した。

　通算戦績は千葉が3勝1敗と岐阜を圧倒。今季の調子、相性を考えれば、千葉優位は揺らがない。