totoONEコラム

　強力な攻撃陣を誇る名古屋だが、その中でも清水戦に最も強いのが玉田。チームのエースとして君臨する玉田は、清水戦通算8ゴール（ホームで5ゴール、アウェイで3ゴール）を記録。直近の5試合を見ると、6ゴールと清水キラーぶりが健在している。
　両チームの通算戦績を見ると、23勝9分23敗と五分だが、名古屋はホームで13勝6分8敗と白星を積み重ねている。以上の理由から、このカードは名古屋勝利の「1」をマークすることをオススメする。

[G大阪×神戸]
直近5試合で神戸を圧倒するG大阪
神戸は新戦力の機能が懸念材料

　G大阪は今オフに今野、パウリーニョらを獲得し、攻守両面での補強に成功。6日のACLでは浦項に敗れたが、今季初の公式戦を経験した点は大きな利点と言える。
　対する神戸は、野沢、田代、伊野波らをチームに迎え入れて大型補強を敢行。上位への食い込みを狙うが、チームとしての完成度は未知数。2月に行われた新潟とのプレシーズンマッチでは、0－3の大敗を喫している。多くの新戦力で迎える開幕戦は、つまずく可能性が高いと見る。
　通算戦績を見ても、G大阪が15勝7分8敗と大きく勝ち越している。直近5試合では、4勝1敗（15得点9失点）と神戸への得意意識を持っている。開幕戦の関西ダービーは、G大阪勝利の「1」をマークすれば、問題ないだろう。

[徳島×岐阜]
地の利を生かして徳島が勝ち点3獲得へ
岐阜戦通算3得点のエース津田に注目

　徳島は北九州との開幕戦を2－1で制し、白星スタートを切ることに成功。昨季4位で終え、昇格を逃したチームにとっては、J1へ向けた順調な出だしとなった。
　対する岐阜は、鳥取との開幕戦を2－2のドローで終えた。前半こそ優位に試合を進めたが、後半に失速。勝ち点1を分け合っている。
　両者の通算戦績は、4勝1分5敗で岐阜がリードしているが、徳島のホームに限れば、3勝1敗と徳島が優位に立つ。ここ3シーズンのホームゲームでは、3戦全勝と岐阜に対する苦手意識は感じられない。
　また、北九州戦でチームを救う勝ち越しゴールを奪った津田は、岐阜戦で通算3ゴールをマーク。開幕戦の勢いそのままに、津田が徳島に勝ち点3をもたらすはずだ。