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2023年12月 14
チケット販売店が受け取ったボーナス…その有意義な使い道とは
池田(totoONE編集部)

アッと驚く当せんエピソード



 アメリカのロトくじではジャックポット(大当たり)が出た場合、当せん者本人に当せん金が支払われることはもちろんですが、そのチケットを販売した店舗にも当せん金の額に応じたボーナスが支払われることがあります。

 その使い方は受け取った側の自由なので、個人経営の店舗の場合はお店の改修費用に充てたり、常連のお客さんに還元したりする人がいます。もちろん、自分の好きなことに使う人もいるでしょう。

 ワシントン州オーバーンのスーパーマーケット「フレッドマイヤー」では今年2月、人気のロトくじ『パワーボール』で7億5460万ドル(約1099億600万円)の当せんチケットを販売。ロトくじ委員会から5万ドル(約720万円)のボーナスを受け取りました。

 店舗側でこのボーナスをどのように使うか協議した結果、そのお金を自分たちで使うのではなく、より有意義な使い方をすることを決断。5万ドル全額を地元オーバーンのフードバンクに寄付することにしました。この寄付により、6万6000食を提供することができるそうです。

 寄付を受けたオーバーン・フードバンクのデビー・クリスティアン氏は「飢餓や食料不安はワシントン州全体の重大な問題です。今回のパートナーシップにより、そうした不安に直面する人の数を減らすことができるでしょう」と声明を発表しました。

 同団体は1万4000世帯への食糧供給を目標に活動しており、フレッドマイヤーの寄付はそれに大きく貢献することになるでしょう。特に食料価格が高騰する昨今、アメリカでは生産された食料の30~40パーセントにあたる約600万トンが消費されずに廃棄されているそうです。これは食料が行きわたっていないことを意味し、現在のアメリカでは人口の8人に1人にあたる約4200万人が飢餓に直面しているとのこと。今回の寄付はこうした状況を少し解消することができるということで、非常に有意義な使い道と言えますね。

 さて、次回のBIGは第1416回です。約5億3600万円のキャリーオーバーが発生しており、高額当せんのチャンスがあります。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。