totoONEコラム

　イギリスのサリー州ドーキングに住むドリス・スタンブリッジさんは、70歳の誕生日を迎えた数日後の8月のある日、自宅のキッチンに居た時に妙なむずがゆさを腕に感じます。ふと見ると、小さなクモが乗っていました。しかし、クモはすぐどこかに行ってしまいます。

　その後、ドリスさんがサンルームに移動すると、そこで再びクモと遭遇。これは何かの予感なのかもしれないと考えたドリスさんは、自宅へ遊びに来ていた娘さんたちに「金運のクモを2匹も見たので、ロトくじを買ってみるよ」と宣言しました。

　ドリスさんは数年前に「ナショナル・ロッタリー」のアプリをスマートフォンにダウンロードしていました。ただ、定期的にロトくじを買うわけではなく、キャリーオーバーが続いて当せん金が高額になった時だけ購入していたとのこと。今回はクモがもたらす幸運を信じ、『ラッキー・ディップ・セット・フォー・ライフ』というロトくじを購入します。

　数日後、ドリスさんのアプリに「おめでとうございます！　あなたは当せん者です」というメールが届きました。そして、文面を確認したところ、「毎月1万ポンド（約180万円）を30年間受け取ることになりました」と書いてあります。単純計算で年間12万ポンド（約2200万円）、30年間で360万ポンド（約6億6000万円）の当せん金をゲットしました。

　「これで100歳まで生き続ける理由ができたわ！」と笑顔を見せたドリスさん。最初に手にした1万ポンドは新しいベッドやノンフライヤーの購入に充てるなどして、すぐに使い果たしてしまったそうです。「このお金が30年間、毎月もらえるなんて、本当に信じられない」とも語りました。クモとの2度にわたる遭遇が、彼女に大きな幸運をもたらしてくれたのかもしれませんね。

　さて、BIGでは現在、1等の当せん金が最高7億7万7000円になる特別回が実施されています。第1394回では約5億7100万円の1等が1口誕生しました。次回は第1396回です。引き続き高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。