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2022年06月 30
当せん公表は2カ月遅れ…理由は奥様へのサプライズ!
池田(totoONE編集部)

 アメリカではロトくじで高額当せんが出た場合、多くの州で当せん者の氏名が公表され、記者会見などが行われます。当せん番号の発表が行われた後、すぐに当せん者が名乗り出るケースもありますし、数カ月経ってから公表されるケースもあります。

 後者の場合は確認に時間をかけたり、税理士に相談したり、そもそも当せんに気づいていなかったりと、いろいろな場合があります。しかし、ノースカロライナ州パムリコ郡ベイボロに住むジョーン・ブアドロモさんの当せんは、そのいずれとも異なる理由で公表が遅れることとなりました。

 ブアドロモさんは、4月11日に当せん番号の抽選会が行われた『パワーボール』で10万ドル(約1300万円)の高額当せんをゲットします。ただ、彼が当せんを公表したのは、そこからおよそ2カ月後のことでした。

 もちろん、当せんに気づかなかったわけでも、税理士に相談していたわけでもありません。彼は自身が当せん者であることを早い段階で知りながら、あえて公表を遅らせていたのです。

 その理由は奥様にありました。ブアドロモさんは、奥様の誕生日に“サプライズ”をプレゼントするため、2カ月間黙っていたのです。そして、奥様が誕生日を迎えたタイミングで当せんを伝えました。

「妻は最初、私が冗談を言っているだけだと思っていたようです。無理もないでしょう。私だって最初は信じられなかったのですから。『私たちは勝者なんだ』と何度も言い続けて、ようやく信じてもらえました」

 ブアドロモさんは奥様に当せんを告げた時の様子をそう話しました。いずれにしても、誕生日の“サプライズ”になったことは間違いありません。当せん金から諸税が引かれ、夫妻は7万1011ドル(約960万円)を手にしました。その一部を賃貸物件の建設費に充て、残りは海沿いの土地の購入資金に充てたいと考えているようです。

 さて、次回のBIGは第1312回です。BIGでは現在、1等の当せん金が最高7億7万7000円になる特別回が開催されています。いつも以上の高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。