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2020年05月 21
奇跡は起こる…海外で起こった奇妙な当せん例を紹介③
池田(totoONE編集部)

 以前、世界中の宝くじ購入や当せんに関するさまざまなエピソードを紹介しましたが、今回はその続編です。

 アメリカのネバダ州ラスベガスに住むジョアン・ギンザーさんは、宝くじ業界で「世界で最も幸運な女性」として知られています。彼女は1993年、テキサス州のロトくじで540万ドル(約5億8000万円)の大当たりをゲットしました。その後、2006年にスクラッチくじで200万ドル(約2億1500万円)、2008年には300万ドル(約3億2200万円)、そして2010年には1000万ドル(約10億7300万円)に当せん。合計4回も高額当せんを手にしています。

当せん金の総額は2040万ドル(約21億9000万円)。彼女が宝くじを購入したのはこの4回のみとのことで、4回の当せんで2000万ドル以上をゲットする確率は「10の15乗年に1回(つまり1000兆年に1回)」という、まさに天文学的な数字だそうです。

 2015年1月にはアメリカのロトくじ『パワーボール』で、110名もの人が10万ドル(約1000万円)と50万ドル(約5300万円)をゲットしました。内訳は10万ドルが89人、50万ドルが21人です。これだけの人数が高額当せんを手にした理由は、フォーチュンクッキーにありました。現地で販売されていたフォーチュンクッキーから出てきた数字が「22、28、32、33、39」で、『パワーボール』の当せん番号と全く一緒だったのです。50万ドルをゲットした21人は、従来のチケット料金に1ドルをプラスして、当せん金が2~5倍になるチャンスにも賭けていました。そして抽選の結果、5倍となったため、50万ドルを手にしたのです。

 2005年に第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が亡くなった時、レッチェに住むある男性がヨハネ・パウロ2世にまつわる数字を使ってイタリアの国営くじ『スーペルエナロット』を購入しました。使った数字は、ヨハネ・パウロ2世が教皇に選出された1978年にちなんで「19」と「78」、在位年数にちなんで「26」、そして亡くなった時の年齢「85」。すると見事に当せんし、300万ユーロ(約3億5300万円)を手にしました。

 当せんにまつわる奇妙なエピソードは、世界中にまだまだたくさんあります。機会があればまた紹介していきますのでお楽しみに!

注意:このコンテンツはtotoONE編集部の著作で制作しております。