totoONEコラム

　レオン夫妻はバンクーバーにある「ラッキーマート」という、いかにも幸運をもたらしてくれそうな名前のお店で何年もロトくじを購入してきました。夫妻は家族の誕生日に起因する同じ数字を使い続けてきたそうです。

　3月16日に当せん番号の抽選が行われた際、最初に夫妻の当せんに気づいたのは彼らの息子でした。1等の当せんが出たこと、それがバンクーバーで販売されたくじであることを知った息子は当せん番号をチェックし、両親が購入したくじではないかと直感します。すぐに父親のジョエリーさんに連絡すると、ジョエリーさんもまさにテレビで放映されている抽選会の様子を視聴していたところ。当せん番号は「01-03-08-14-15-16」。まさにレオン夫妻が買い続けてきた数字でした。

　驚くことに、レオン夫妻は36年にわたってこの数字でくじを買い続けてきたそうです。週に1回ずつくじを購入していたと仮定すると、単純計算で52週×36年＝1872回。2000回近く、同じ数字のくじを買い続けてきたことになります。まさに執念で手繰り寄せた当せんと言えるでしょう。

　これだけ高額の当せん金を手にすると、新しい家を購入したりすることを考えそうなものですが、レオン夫妻は「この家で大当たりを引き当てたのだから、引っ越すつもりはないよ」と語りました。娘さんの住宅ローンを返済し、息子さんのために新しい車を買いたいと考えているようです。何はともあれ、36年間同じ数字でくじを買い続けてきてよかったですね。

　さて、次回のBIGは第1294回です。引き続き高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください！