totoONEコラム

『Power Lottery』は「1」から「38」までの数字の中から6個、「1」から「8」までの数字の中から1つを選んで購入し、そのすべてがマッチしたらジャックポットになるもの。アメリカの『Powerball』や『Mega Millions』、ヨーロッパの『EuroMillions』と同じようなシステムで、現地でも大人気のロトくじです。

　ジャックポットが出なければその分はキャリーオーバーが積み重なるため、超高額の当せん金が発生することもあります。過去最高額は2015年4月に記録された30億台湾ドル（約118億8900万円）でした。この時は29回のキャリーオーバーが積み重なったそうです。

　今回の当せんでは、それよりも多い41回のキャリーオーバー後にジャックポットが出ました。当せん者は1人なので、全額を独占することに。台湾の場合、宝くじの当せん金には20パーセントの所得税がかかるのですが、それを差し引いても21億6000万台湾ドル（約85億6100万円）が手に入る計算です。

　ちなみに、当せんチケットは新北市内の宝くじ販売所で売られたもので、販売所の店員は「年の初めに置いた、黄金の角を持つカエルの置物が幸運をもたらしたのではないか」と語っているそうです。

　さて、次回のBIGは第1255回です。この回から3週連続で1等の当せん金が増額され、キャリーオーバーの有無にかかわらず最高7億7万7000円という特別回になります。高額当せんのチャンスがありますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください！