totoONEコラム

　当せん番号の発表が行われた後、ハミルトンさんは「パブリックス」のロトくじ売り場に行き、女性店員に当せんのチェックをしてもらいました。番号をチェックする機械に通したところ、当せんを知らせる通知が出ます。続いて「600ドル以上に当せんしているため、当せん金を受け取るために運営団体のオフィスに行ってください」の文字が。女性店員は『フロリダ・ロト』のチケットをハミルトンさんに返却し、『パワーボール』のチケットはその場でゴミ箱に捨てました。

　ハミルトンさんは自宅に戻り、その時に初めて重大な間違いに気づきました。当せんしていたのは『フロリダ・ロト』ではなく、女性店員が捨ててしまった『パワーボール』のチケットだったのです。

「チケットに『当せんチケット』と印刷されるわけではないので女性店員に非はないし、彼女がチケットを捨てた時、私も特に気に留めなかった」と、ハミルトンさんは後に語りました。

　慌ててロトくじ売り場に戻ったハミルトンさんは女性店員に事情を説明。幸いにしてゴミ箱のゴミは回収されていなかったため、ハミルトンさんは自分の当せんチケットを探し出すことができました。普段、家族の誕生日を組み合わせてチケットを購入していたため、番号を見つけやすかったことも幸運でした。

　ようやく当せんチケットを取り戻したハミルトンさん。改めて当せん金額をチェックしたところ、なんと100万ドル（約1億800万円）の高額当せんだったのです。危うく100万ドルを捨ててしまうところでした。

　当せん金額から連邦所得税などが引かれ、ハミルトンさんは76万ドル（約8200万円）を受け取りました。「当せん金は4人の孫の大学進学資金に充てて、残りは定年退職後に旅行をしたり、人生を楽しんだりするために使おうと思います」とハミルトンさん。何はともあれ、当せんチケットが戻ってきて本当によかったですね。

　さて、次回のBIGは第1240回です。約2億1600万円のキャリーオーバーが発生しており、高額当せんのチャンスがあります。皆さんもぜひチャレンジしてみてください！